2020年沖縄トライアル大会 第9戦 ブセナ大会

沖縄のトライアル好きが集まって、沖縄の各地の会場で毎年開催しているシリーズ戦「沖縄トライアル」。今年はイベント中止などいくつかの困難に直面しましたが、何とか2020年シーズンを完走。初心者や女性も楽しめるトライアルの入門に最適なイベントの模様をお届け。トレールモデルが中心のゴー・ライドのみんなでも楽しめる、そんな試技の連続です!

雨天の中でも14台が参加し盛り上がる第4日曜日

第9戦から大会活動を再開しました。当日は朝から雨模様。ブセナ会場は雨が降ると泥でスリップして車も出入りが難しくなる場所です。なので参加者が集まるか心配でしたが、エキスパートからビギナーまで14台が集まり大会が開催となりました。

天候のため競技できるスペースが限られてしまいましたが、3セクションを作り、うち2つは逆走セクションにして、計5セクションで走りました。オブザーバーが足りないので、2グループに分かれてセクションを回るツートラ形式にしてスタート。

スタート後に雨は止みましたが、泥でタイヤが滑り、マシンも重くなりフロントが上がらず、そのため段差も厳しくなりました。やさしめに作られたノービスではクリーンが出ますが、上のクラスでは厳しくなかなかクリーンが出ない状況でした。斜面では滑って登れず、足を着いたら足ごと滑って転びます。マシンを支えるのも大変な状況で、マシンも選手も泥まみれ。

久しぶりの大会は泥だらけの笑顔があふれる大会となりました。

エキスパートクラスは圧倒的なポイント差で津嘉山選手が優勝した。
ジュニアクラスでは上位常連の篠田選手が2ポイント差でトップに。
この日最大8台がエントリーしたノービスクラスは仲宗根選手が勝利。

■開催日:9月27日
■開催地:名護市黄瀬区ブセナ
■主催:沖縄トライアル協会

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