スズキのニューモデル、GSX-S1000GXの説明会にお邪魔してきました。
車名のGXはGRAND CROSSOVERの略とのことですが、
そもそもクロスオーバーとは? アドベンチャーとは違うの?
なんて思ったりしていました。
アドベンチャーというのもかなり幅は広いのですが、ざっくり言うと、そのアドベンチャーの中でもオンロード性能に重きを置いて、ダート走破性も加味しているモデルという感じですかね。
BMW S1000XR、カワサキヴェルシス1000、ヤマハトレーサー9GTといったモデルをライバルとして想定しているようです。
で、こうしたクロスオーバーは最新テクノロジーが満載されているのも特徴で、
このGSX-S1000GXもハイテクもりもりです。
https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000xrrem4/
オフロードが大好きでロードモデルでもダートに突入するフリーライターの谷田貝氏は、海外試乗会に参加されていますが、その谷田貝氏に乗り味を聞いたところ、
「オフもかなり行けますよ!」
とのことでした。4気筒エンジンでもダート走行ができるなんて、さすが
オフロード変態やたぐぁ
なんて思ったりしましたが、ツーリング先で急にダートになったり、石畳の道があるヨーロッパでは、オフ性能も必要になるなと思いました。で、そうしたオフ性能とオンでの高速巡行性能と両立させるために、最新のテクノロジーが盛り込まれているという訳ですね。説明を聞いていると、すべての機能を使いこなせるかは分かりませんが、操作方法や操作性などのインターフェイスは良好なので、使ってみたいという気になりました。
と、アドベンチャーカテゴリーに、さらにクロスオーバーが出るのは、それだけ人気なんだなと改めて思った次第です。Vストローム1050/DEやGSX-S1000GTとマーケットは被らないのか聞いてみましたが、それぞれに求めるライダー層がいるとのことでした。人気があるからメーカーさんも注力できるし、ラインナップが増えれば選択肢も増えるという好循環ですね。
そういえばトレールバイクも50ccから800ccまで、2スト4ストいろいろな車種があったなぁ……、なんて思いました。
ともあれ、選択肢が増えるのはうれしいことなので、気になるかたはぜひ実車をチェックしてみてください。