2021年も梅雨に入りましたが、となると、
レーサーのニューモデルが発表され始めるんですよね。
で、早速話題となっているのがこちら、
カワサキKX112です。
令和の世にあって、
2ストのニューモデル!
を登場させるあたりにカワサキらしさを感じます。
KX100のストロークを延ばして112としているそうですが、
低速トルクが増えて扱いやすくなっているんでしょうね。
ところで私、10年ほど前にCRF150RⅡを購入して、人生初のモトクロスに挑戦したのです。
サスセッティングを変更し、ハイシート装着などで大人仕様にしたところ、
かなり乗りやすくなりました。とはいえ、なかなかパワフルだったので、乗りこなすことができず。
だったら、アクセルを開けなくても走れる250のほうが楽なのでは?
なんて思いCRF250Rに乗り換えたのです。
大人向けの車格なのでポジションはバッチリ。サスストロークも余裕があって、
そうした面では楽チンでした。
が、本格的な作りにふさわしい腕前を持っていない私は、当然のごとく乗りこなせず……。
そんなこともあって、CRF100Fを導入したのです。
空冷2バルブ、前後ドラム、セルなし、とシンプルな作りですが、
トルクがあって軽くて本当に扱いやすかったですね。
このCRF100Fでミニモトの楽しさにどっぷり浸かった私は、
後継となるニューモデルCRF125Fに乗り換えたのです。
フロントディスクブレーキ、セルの装備が決め手だったのですが、
低速のパンチはCRF100Fのほうがあったような気もします。
でも、軽くて乗りやすくて、エンデューロ、モトクロス、フリーライドと、
さまざまなシチュエーションで楽しく乗ることができました。
そのCRF125Fもいろいろ手を入れたのですが、
諸事情により手放すことになってしまったのです……。
それから2年経ったのですが、最近すごく人気ですよね。
新しくなったCRF125F。
ゴー・ライド本誌でフォトコラムを連載しているマエハジさんをはじめ、
ハードエンデューロやクロスカントリーを楽しんでいる大人のライダーが増えてますよね。
ミニモトの楽しさを知っているだけに、そんな光景を見るたびにパンクしてしまえ……、いえ、
いいなぁ、と思っているところです。
CRF125Fはキャブレターからインジェクションになったので、低速域のボコつきがなく、
高回転までスムーズに回るんでしょうねぇ(まだ乗ったことがない)。
と、久しぶりにミニモト熱が高まっているのですが、
50を過ぎて体力はそれこそ坂を転がり落ちるように低下しているし、
ウッズみたいなちょっと暗い場所では路面が全然見えなくなっているし、
いろいろ不安要素が増えている今日このごろ。
ダートでファンライドするなら扱いきれるマシンがいいのでは? と切実に思うようになってきました。
と、そこで急浮上してきたのが、このKLX110R Lです。
マニュアル4速でセル装備。体重70㎏までOKと、大人も楽しめる仕様。
車重76㎏と超軽量でシート高は730mmで足着き性も抜群。
空冷なのに両側シュラウドなのもカッコいい!
免許取得以来35年目にして、初のカワサキ車となるのか?
とりあえずサマージャンボを買います。