2021 Muc-Off エンデューロアカデミー

3名のトップ選手がライディング指南! 内容の濃いスキルアップイベントを開催

8月7日に成田MXパークで、ビギナーからエキスパートライダーまでが対象の『2021 Muc-Off エンデューロアカデミー』が開催された。モトクロスとエンデューロの両方のライディングに精通するベテランを講師に迎え、中・上級のライダーにはさらなるスキルアップを、ビギナーにはオフロードを安全に速く走るための基本をレクチャーするというもの。講師は鈴木健二選手、渡辺学選手、野崎史高選手の3名が担当した。

8時半にブリーフィングが終わると渡辺学選手によるライディングポジションについての座学が行なわれ、お昼休憩をはさみつつ、16時半までスケジュールが組まれている。

ライダーが変われば教える内容も変わるのかといえば、じつは3人ともライディングの根幹となる部分はまったく一緒。ライディングスキルごとに分かれた各クラスのトレーニング内容も、その基本を重視したものとなっている。ただし、ライディングの基礎に対するアプローチは講師によって違うため、参加者もさまざまな練習方法を体感できる貴重な体験となった。

各クラスとも定員が10人程度なので講師の目が細かく届き、参加者は疑問点をすぐに聞けるものポイントが高い。

次回の開催は11月27日にプラザ坂下(大阪府河内長野市)を予定している。

アカデミーの最初の授業は渡辺学選手による座学。ポジションの話から、レバーやペダルの角度など車両のセッティングまで細かくレクチャーしてくれた。
参加者の前にしてライディングのお手本を見せている鈴木健二選手。教えかたは三者三様だが、内容はすべて共通していたのが印象的だった。
できたらライディングの幅が広がるフロントアップ。レクチャーを受けるとみんな結構簡単にフロントをポンポン上げていたのにはびっくり!!

開催日:8月7日 開催地:成田モトクロスパーク 主催:JEC

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