2020年も押し詰まってきましたが、いつになく年末っぽさを感じないのは、
コロナ禍で何をしているわけではないまま1年が過ぎてしまったからでしょう。
手を挙げて横断歩道を渡りましょう、ゴー・ライ亭オガPです。
そんなコロナ禍にあっても、オートバイ業界はいろいろと好調。
ステイホームで用品の販売が好調だっただけではなく、
ニューモデルや既存モデルのセールスも絶好調だったようです。
ゴー・ライド的には、アフリカツイン、テネレ700、ハンターカブといったニューモデルが
すべて人気モデルとなったのがうれしいところ。
フルモデルチェンジとなったCRF250Lとラリーにも期待大ですね。
セロー250は、国内向けモデルの生産がついに終了となってしまいましたが、
新車購入できるラストチャンスとあって、こちらも好調なセールスとなっていますね。
ゴー・ライドは6月発売を中止とし、創刊2年目に存亡の危機を迎えましたが、
おかげさまで何とか継続しています。
購入していただいた読者の皆さま、応援していただいているクライアントの皆さまのおかげです。
改めて感謝申し上げます!
さてさて、そんな2020年ですが、私いろいろなオフロードマシンに乗りました。
その中でもとくに印象に残っているのがハンターカブとクロスカブです。
そのインプレッションは絶賛発売中のゴー・ライド第9号に掲載しているので、
ぜひご一読いただければと。
この2台の何が印象に残っているかというと、
ハンターカブは、そのスポーティな走りです。思っていたより速いし、シフトチェンジはスムーズだし、ブレーキはコントロールしやすいし、フロントの剛性もしっかりしているので、林道でちょっとペースをあげて走っても楽しいんですよ。
一方のクロスカブですが、ブレーキは効くけれど、微妙なコントロールが難しいドラムブレーキ。シフトチェンジした際のショックの大きさなど、ハンターカブと比べるとガサツなところがあります。
でも!
市街地、峠、林道もなんなく走破してしまうタフネス。状況に左右されない燃費のよさ。
コンパクトで取り回しのいい車体など、カブが長年培ってきた信頼性・耐久性のよさが、
どこでも、いつでも感じられる乗り味は、安心感の塊のよう。
これ1台でどこでも行けるんじゃね?
高速道路に乗れないことを除けば……。
そんな使い勝手のよさというか、カブらしさは、ハンターカブよりクロスカブに感じるんですよ(個人の意見です)。
ゴー・ライド創刊時は、林道ではピヨピヨした走りだった副編コイも、
ハンターカブとクロスカブでは水を得た魚のように林道をスイスイ走破していきました!
そんな乗りやすさはカブならではでしょう。
とまぁ、免許取得から35年が経って、
はじめてカブを買いたいな、と思ったのが、2020年の印象的なことでした。
そんなわけで、1台買いました!
トミカじゃん! とか言わないでください。分かってますから……。
トミカではない、実車のカブが買えるか買えないかは、大みそかに分かるはずです!
さて、いろいろあった2020年ですが、ゴー・ライドをご愛読いただきまして、
本当にありがとうございました。
2021年は創刊3年目に突入しますが、引き続きご愛読いただける雑誌となるよう、
編集部一同さらに頑張っていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年が皆さまにとっていい1年となりますように!