令和元年5月7日に発売されたゴー・ライドも、
ようやく? やっと? もう? まだ?
創刊3年目に突入しました!
前進のガルルは33年の歴史があるので、追い抜くにはまだ30年以上ありますが、
1年1年コツコツと頑張っていくしかないです(その頃まで生きていれば私83歳になっているはず……)。
さて、そのゴー・ライドですが、それはもちろんガルルの中身やイメージを受け継いで決めたタイトルです。
ガルルからのサステナビリティ(本人もその意味はよく分かっていない)を持つタイトルとして、
私を中心としてモト・ナレッジ社長だいじろー氏、副編コイと決めたものです。
ガルルのイメージを受け継ぐことで、ガルルの後継誌であることをアピールした、というわけです。
特集も小林直樹さんに担当してもらい、ウイリーに終わりウイリーに始まるようにしましたが、
それも連続性を感じてもらうためです。
撮影も同じく長谷川カメラマンで、敢えて同じような構図で決めてもらいました。
「ガルルが帰ってきた」「オフロード誌が続くのはうれしい」など、好意的に迎えてもらえたことが、
今でもゴー・ライドを作成する原動力になっています。
ガルルというか、当時の版元だったバイクブロス社のバイク誌がすべて令和元年2月で休刊となり、
そのおよそ3カ月後にゴー・ライドとして復刊したのですが、
これはいろいろなめぐり合わせの結果でした。
ロードライダーはヘリテージ&レジェンド、モトメカニックはモトメンテナンス、
バージンハーレーはウィズハーレー、BMW BIKESとHOT BIKE JAPANはそのまま、
と、元バイクブロスの姉妹誌も復刊を果たしましたが、ガルルはその最後になるだろう、
と思っていました。が、期せずして一番最初に復刊となったのは、
めぐり合わせだと思います。
さて、そのゴー・ライドというタイトルですが、おおむね好意的に受け止めていただきました。
が、1mmたりとも思っていなかった解釈をされたり、こき下ろされたりもしました(苦笑)。
コロナ禍で1号お休みすることになったり、まだまだ目標をクリアできなかったりと、
苦しい局面のほうが多いのも事実ですが、読者のみなさんやクライアントさんのおかげで、
2年間発行を続けることができたのも事実です。
で、このブログを機に久しぶりにゴー・ライド発進号を見たら、
最新号は雰囲気が変わってきているなと感じました。
オフロード総合誌というガルルからのコンセプトは変わっていないのですが、
それを表現する方法だったり、ページ構成にはゴー・ライドらしさが増していますね。
具体的にどこというより、誌面の雰囲気や読後感というフンワリしたものですが、
それは私たち制作側だけでなく、購読してくれている読者のみなさんと作り上げているものだと思います。
ガルル時代も熱心な読者のかたに支えられていましたが、
ゴー・ライドの読者のみなさんの熱量はかなりアツイです。
「え、こんなところまで読んでくれているの?」と、作った我々が逆に驚くような細かいところまで
しっかり読み込んでくれる読者が多いんです。本当にありがたいことです。
そうした熱意に感謝しつつ、いろいろ試行錯誤していたら、あっという間に3年目に突入したという感じです。
これは、ガルルのいいところを受け継ぎつつ、ゴー・ライド独自の誌面へと徐々に移行しているのを、
多くのかたに受け入れてもらったということでしょうね。
そう思うと、ゴー・ライドというタイトルも、そんなにいわれるほど酷くないのでは?
この2年間で起こったまわりの状況も見回すと最近とくに思うようになったのですが、
それも継続できたからこそ思えることですから。
ということで、次の2年、いやこの1年を乗り切っていくには、
多くのかたに購読していただくしかありません。そのためには購読していただける本を作るしかないので、
3年目に突入した今、改めて頑張っていこうと思った次第です。
引き続き、ゴー・ライドをよろしくお願いいたします。
次号は1日早い、6月5日発売です!
連休明けの来週から頑張ろう(休んでないけど休みボケ)