2021年YZシリーズ試乗会

全日本モトクロス選手権 菅生大会が開催された翌日に、
2021年YZシリーズの試乗会が同じくスポーツランド菅生にて開催されました。

YZ65から、渡辺祐介選手のYZ-F、電動アシスト自転車YPJ-MT Proも展示されていました。

ヤマハさんは4ストのモトクロッサーYZ450F、YZ250F/クロスカントリーレーサーYZ450FX、YZ250FXだけでなく、
2ストのモトクロッサーYZ65、YZ85(LW)、YZ125、YZ250/クロスカントリーレーサーYZ125X、YZ250X、さらにキッズ用のPW50と、オフロードレーサーに非常に力を入れてくださっています。

渡辺祐介選手のフレームには、ヤマハの試作車を表すOWの刻印が! このマシンはレース本番車ではなく、展示用とのことでしたが、パーツがいろいろと変わっていました。

その2021年モデルの中から、フルモデルチェンジとなったYZ450FXとYZ250Fを、
JNCCチャンピオン渡辺学選手に試乗してもらいました。

手前がYZ250F、奥に見えるのがYZ450FXです。ヤマハブルーに差し色のブラックが精悍なイメージを高めていますね。

で、先ほども書きましたが、この試乗会は全日本モトクロスが行なわれた翌日。
国際A級のトップライダーたちがレースしたコースは、深いワダチが刻まれ、なかなかハードな路面コンディションになっているはず……。
と、思っていたのですが、

「ヨーロピアン」と呼ばれるセクションですが、路面にブルドーザーが馴らした跡が付いているのが見えますね。
メインスタンドからコースを見たところ。「ケーワイビー」ジャンプも見えますね(KYBさんの回し者ではないですけど)

レースのあと片付けをしつつ、コース全周を整備していただいてました。
現地には午前9時には到着していたのですが、すでにコース整備は終わっていました。
スポーツランド菅生のスタッフさん、ヤマハ発動機さんに感謝です。


菅生でのYZシリーズ試乗会には何回も参加しているのですが、ほぼ雨(雨男は誰だ?)……。
雨でコースコンディションが悪くなるのはどうしようもないですが、
いいコンディションで試乗できれば、渡辺選手も限界領域までテストできるし、
長谷川カメラマンの無茶振り、じゃなく、迫力ある写真を撮るべくライダーに提案してくれる走行ラインのバリエーションも多くなりますからね。

当日は、数多くの媒体さんが取材参加していました。他媒体さんの取材風景を盗撮!(撮影許可はもらってますよ念のため)

で、ここからは編集長オガPの与太話。
最新モトクロッサーの試乗会は、ここスポーツランド菅生やオフロードヴィレッジ、名阪スポーツランド、モトスポーツランドしどき、など、本格的なコースで開催されることがほとんど。最新の走行性能をインプレッションするのだから、当然といえば当然ですよね。となると、私も試乗したい! と毎回思うのです(下手の横好き)。ただ、伊達に年を食ってきた私は、いつまで経っても段取りが悪く、撮影時間が押してしまうことが多々あり、また、試乗し終えた渡辺学選手の生のインプレッションを聞いたりと、試乗時間が取れないことが多いんですよ。本格的なモトクロスコースにビビっているわけじゃないんですよ! ないんですよ! ないんで……(いや、まぁまぁビビってます)

そんなこんなで、渡辺学選手にしっかりと試乗してもらい、長谷川カメラマンにいい写真を撮ってもらい、私も開発者のかたにお話しを聞けたりと、いい仕事ができたなと自画自賛(原稿はまだ一文字も書いてないですが)しながら試乗会ピットに戻ってきたら、

YZ250Fを試乗して、乗りやすさに笑顔の山崎さん!

私たちプレスの対応をしていただいている、ヤマハ発動機株式会社の広報担当・山崎さんがモトクロスウエアに身を包んでいらっしゃる!
聞けば、YZ250Fの試乗をしてきたとのこと。
ぬ、ぬ、ぬ……。職権乱…、いや、広報担当自らが自社製品を熟知するという、
熱心な仕事ぶりを拝見させていただきました。

来年の試乗会は装具一式を持っていこう、と思った初秋の菅生でした。

肝心の渡辺学選手の試乗インプレッションは、12月4日発売のゴー・ライドに掲載いたします。
お楽しみに!

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