趣味としての林道走行

関東のロングダートとして有名な中津川林道と川上牧丘林道。
この2本をつないで「ゴールデンルート」と称して紹介したのが、
ゴー・ライド第2号でした。

3年ぶりの開通となった初日に副編コイが撮影しに行ったり、
後日改めて詳細な取材をしに行ったりしたのですが、
数カ月には台風により路面崩壊……。
そして今に至るまで工事中となっています。

完抜けできた時の三国峠。長野県側でガルル林道カフェを行なったのもいい思い出……。

昨年は「プラチナルート」と称して御荷鉾スーパー林道を紹介しました。

この時も台風被害による路面を修復中で、通行できない箇所もありました。
現在は修復工事が終わり、通行できるようになっています。
ゴー・ライド第13号で、だいじろー氏が実走レポートをしているので参照してください。

最新の御荷鉾スーパー林道情報はこちら。剣山スーパー林道も特集しております。バックナンバーあります。

と、中津川林道や御荷鉾スーパー林道のように、修復工事が行なわれる林道なら、
いずれ通行可能になる日も来るはずです。舗装化される可能性もありますが。
でも、修復工事が行なわれない林道、たとえば群馬県の栗原川林道などは廃道に……。

趣味として林道走行を楽しんでいる我々は、ダートのまま補修してほしいなんて思いがちですが、
舗装してしまったほうが維持が楽、という話も聞きます。
「ダートのまま」「舗装化」という問題は、我々の一存では決められないことですが、
いずれにせよ補修するには費用がかかります。

私が林道ツーリングを楽しむようになった30年ほど前には、中津川林道は無料化されていましたが、
通行できる状態で管理してもらうためには、再び有料化という選択肢もあるのではないでしょうか?

崩落のまま通行止めになる林道が増えているのは、修復する予算の問題も……

有料化に関しても我々の一存で決められることではないですが、
これからも林道ツーリングを楽しむために、いろいろと考えないといけないな、
なんて思った晩秋の夕暮れでした。

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