ブーム?

コロナ禍で、ソーシャルディスタンスを取りやすい乗り物としてオートバイ人気が高まりましたよね。
教習所も大人気で、密にならないよう人数制限もあるとのことですが、入所まで2カ月待ちとか……。
そして海外の生産工場では、新車のパーツを調達できず、出社できるスタッフの人数が制限されていたり、
そんな中で完成させても輸出するためのコンテナが港に泊め置かれていたり……。
といった状況が絡み合って、新車を購入できなかったり、納車まで1年かかったりしているようですね。

CRF250Lは大人気で納車まで時間がかかっていますね。

そして、EURO5規制に適合できず、生産終了となったモデルもかなりありましたね。
店頭在庫もかなり少なくなり、新車を見つけるのは困難になってきました。

トリッカーは早々に完売、そしてついにセローも……

新車が購入できないとなると、輸入車や中古車が有力な選択肢となってきますが、
中古車は人気によって価格も連動しがち……。

確かにバイク人気は高まっていると思うのですが、それを「ブーム」のひとことで片付けていいのだろうか?
って思うのですよね。
とはいえ、私が免許を取得した30数年前は「HY戦争」の真っただ中。
まさに「大バイクブーム」でした。
バイク(といっても原付が多かったですけど)に乗るのは当たり前といった感じで免許を取得し、
そして今に至る……。
「大バイクブーム」がキッカケになっているのは間違いないので、一概に「ブーム」を否定するつもりはありません。でも、「ブーム」は一時的なものになりがちだし、冷めた後は一気に疎遠になりやすいですよね。

ほしいと思った時に、ほしいバイクを適正価格で買える。
ついこの間まで当たり前だったことが懐かしく思えるのは、私が老害だからかもしれないですけれど。

と、10月6日発売号の締め切り真っ最中なので、オチがなくてすみません。
下の署名がちょっと変わったの分かります?

おすすめの記事